それなりに濃いものが食べたいけど身体に優しそうなものが良い。そういう時はインドカレーがまず頭に浮かびます。そして神楽坂で本格インド料理といえばここ、想いの木。食べログで3.7点とやたら高いです。

神楽坂上から東西線の出口の方に上がってすぐ。木材がふんだんに使われたお洒落なカフェっぽい入り口です。ぱっと見なんの店かわかりませんが、すごくスパイシーな香りが漂っているので近くに来るとカレー以外何物でもありません。1Fは焼肉で階段を上がった2Fが店舗となります。
 

ランチは50食限定で開店の11時半に行ったら既に行列が。なんとか1回転目に潜り込めましたが、ほんとギリギリ。

インド料理と聞くとざっくばらんな感じがしますけど、ここはものすごく雰囲気にこだわった内装です。子供はご遠慮くださいと言うだけあって、雰囲気を重視した接客で相席はなし。お一人様でも二人席を使えますし、落ち着いた空気が漂っております。

 期待が高まったところで前菜のひよこ豆のサラダ。スパイシーな中にアクセントのキウイが面白い。 

 ランチメニューのセットはカレー1種類、タンドリーチキン、ナンorライス、タンドリーチキンもしくはカレー2種類、ナンとライスがハーフサイズずつとフルに楽しめるものが用意されております。後者ではタンドリーチキンは別口注文となります。

で、お洒落なタンドリーチキン。カレーより先に出てきます。中までスパイスが染み込んでおり、タンドリーチキンの概念を覆すようなスパイシーさ。骨まで美味い一品です。夜が楽しみです。

こちらがカレー2種、ハーフナン、ハーフライスのセット。奥がバターチキン。手前が北インドの地元っぽいカレーでして、特筆すべきは野菜。こごみ、レンコン、新じゃがなどなどこだわり産地で、これが丁寧に調理されているんです。スパイスの方向性は日本のカレーに近いのですが、香りが立ってて、油っぽくなくて、さっきからスパイススパイス言ってますが、ほんとスパイスが印象に残る店です。

こちらがハーフじゃない方のナンとカレーです。

インドカレーってどこで食べても外れがない料理の代表ですが、こうやって食べてみると全然違います。もちろんがっつりこってり行きたい時もありますが、どうも最近お疲れ気味なのでこれくらいの軽さと強い香りの方が良いですね。