あめましておめでとうございます!
当ブログの数少ない定期コンテンツである 神楽坂ランキングの2016年版です!
2016年に食べたものの中で印象的だった10品となります。
今年は夜の外食が少なかったことも件数は控え目ですが、行ってみたかった店にはそこそこ行くことが出来ました。
では、10位から!
10位 ロッチャドォーロ ビーツの赤いスープに浮かべたモッツァレラブッファラのムース、 バジルの泡
(→この記事はまだ書いてませんが。。。過去の記事1、記事2、記事3)
いわゆるクリスマス特別ランチ。それらしい雰囲気に加えて、ビーツと合わせた酸味、チーズの旨味、複数のフワッとした食感が印象的なスープです。ロッチャドォーロに何の不安もありませんでしたがそれでもテンションが上がる一品!スープは量と味のバランスが難しいと言われますが、もうちょっと食べたいと思わせるところは流石。トリュフたっぷりのパスタも最高でした。
03-5206-5854 東京都新宿区神楽坂3-6 サムライ堂ビル 3F
神楽坂のてっぺん。立地としては最高ではないでしょうか。かっこいいビル名ですね。
9位: ごち魂 牛刺し盛り合わせ(→記事)
水道橋なのですが飯田橋側ですし徒歩圏内と言うことで。とろける牛肉最高です。口にする機会が少ない物を比較することは難しいですが一生食べられないかもと思ってたものをこうやって供してくれる精神に敬意を示して。
串カツ田中 水道橋店の隣に高級感のあるこのお店があります。
8位: 龍公亭 チャーハン(→記事)
え?チャーハンをランキングに入れていいの?という気持ちもありますが、むしろなぜ今まで注文しなかったのか自分を責めたい。そのくらいのチャーハンです。台湾、香港に5年以上住んでいたことからチャーハンには一家言あるつもりですが、少なくとも日本で食べたどのチャーハンよりも 美味しかったです。火加減、味付け、油加減、いずれも素晴らしい仕上がりでした。
神楽坂下から上って徒歩1分、左手に壺が並んだお店が見えてきます。
7位:離島キッチン 島めぐりランチ御膳(→記事)
このとき身体がとても疲れていたせいか、滋養が身体にじわり染み渡っていった記憶が強いです。良い物を少しずつ沢山食べられる定食。普段食べている食材が如何にスカスカなのか痛感しました。サラダ、揚げ物、煮もの、つくだ煮、お刺身、良い食材を丁寧に料理しているところが安心感。カフェっぽいメニューにまったく惹かれない我が家だけに驚きでした。
6位: エイジングビーフ 熟成和牛のサーロインステーキ(→記事)
ランチメニューのステーキです。付け合わせの野菜もさることながら和牛の肉々しさを絶妙に引き出した一品です。外国産だと肉、霜降りだと脂がそれぞれ際立つのですが、その両方を同時に味わってこそ肉ではないかと。丁寧な処理とこのお肉に相性抜群のソースも堪りません。
5位: タルタルギーナ 北海道産スノーホワイトチェリーバレー 鴨ムネ肉のロースト(→この記事はまだ書いてませんが。。。過去の記事1、記事2)
鴨に限らずローストはプロにお任せするに限りますが、これは脂含めて全てが美味しい。名前からして食材の質が違うのでしょうか。ブドウ果汁を煮詰めて作るという左奥の酸っぱ甘いモストコットソースが絶妙。牛肉ならバルサミコで、鴨の優しい味には優しいソース。こういう発見はうれしいです。
4位: あげづき 特ヒレ(→記事)
あの行列を見るとなかなか行く気になれなかったので大人しく予約しました。注文してから出てくるまでに恐ろしく時間がかかりますが、これはとんかつじゃなくてあげづき。それくらい、他のとんかつとは一線を画す料理です。かなり期待値高かったのにそれを上回りました。次に行ったときにどういう感想なのか自分に不安もありますけどもう一回食べたいなあ。
神楽坂下から上って徒歩2分、右手に黒っぽい看板が見えますが、そもそも行列が出来ていればそれがあげづきです。
3位: 九頭龍蕎麦 昼飲みコース(→記事)
日本酒最高、日本食最高。多様な肴で昼からチビチビと日本酒を飲んで最後に蕎麦で〆る。味付けと量と質のバランスが秀逸です。こういう和食のコースってあってもなくても大して変わらないけどお腹が無駄に膨れる品が付いてるもんですがそういうありません。天ぷらもサックサクの野菜だけとか酒飲みの気持ち良く分かってます。
2位: ラムダック東京 ラムのたたき(→記事)
新しくできたラムと鴨の専門店。前菜は普通でもローストが美味しければそれで良いじゃないかという話もありますが、ここは全部が魅力的なメニュー。このラムのたたきはラムとガーリックチップのカジュアルな感じながら、ラムの筋は徹底的に取り除く丁寧な仕事。食べ終わるのはあっという間でした。ローストは一番安いのしか試してませんが十分。早く他のも食してみたいものです。
神楽坂上から上って2ブロックを右。すぐrに真っ赤な看板が見えてきます。
1位: 石ばし 鰻重(→記事)
ついにあの石ばしへ。部屋や机の雰囲気からして全然違います。鰻はもちろんカリカリのフワフワで文句なしですが山椒一つにここまで気を使ったものを用意できるのかという驚きしかありません。普段使いのお値段ではありませんけど行ってみる価値があります。
説明は難しいのですが、最寄りは江戸川橋駅。神楽坂駅からは9分くらいです。
番外編
こい勢(山形県酒田) のどぐろの炙りを塩で
死ぬ前にどの寿司を食べたいかと聞かれればこれ。脂の美味しさを完璧に引き出した一品です。ヤリイカやウマヅラハギも忘れ難く、失礼ながらなんで山形にこんな店があるのかと思う内容。刺身の盛り合わせも綺麗でした。
ロッチャドォーロのデザート
大粒の黒豆ゴロゴロ入っており(写真では1粒しか見えませんけど!)、そこに濃厚なほうじ茶やクリームが合わせられたジェラートです。和風ですがイタリアンのようのゴージャスでコーヒーに合います。ロッチャドォーロはメインもパスタもデザートもワインも美味しいのですが、全部入れてしまうとランキングが染まってしまうので尖ったメニューだけに絞っているのも正直なところです。
と言うわけで2016年の振り返りでした。如何でしたでしょうか?
2016年の神楽坂ではマクドナルドがマツキヨに、五十番が少しだけ横に移転し後継に東北のアンテナショップ&キタプレカフェに、八海山のアンテナショップの近くに越後酒房八海山がオープン。肉寿司毘沙門天の隣の和カフェが餃子に変わったり(業態変更?)、Veloceの改装やとんかつさくらの出店もありました。神楽坂上から江戸川橋にかけては店舗の回転が目立ち、高知のアンテナショップぼっちりや、神楽坂地蔵屋、ラムダック東京といった新規出店があった一方で、玄菱が閉店。玄菱のざっくりとした感じは嫌いではなかったんですが、とろろ蕎麦にとろろ昆布が乗ってたり、キッコーマンのペットボトル醤油をそのまま置いていて、味も繊細さに欠けていたのでいつか潰れるかもなと思ってました。日本人が神楽坂に求める蕎麦とはちょっとかけ離れていた部分が大きかったのかも。
今年は、おせちが最高に美味しいボン・グゥと(飛び入りでは入れなくて)最近ご無沙汰なフィオリトゥーラには行きたいなと思っております。ランチでハンバーガーを始めたランタンにも行かねば。何にせよサイトを読んでくださる方が増えてきたのが何よりの励みです。今年もよろしくお願いします。