とんかつ あげづき

何度行っても行列で断念してた神楽坂のとんかつ名店、ミシュラン掲載のあげづき、仕方がないので(?)予約して夜に行ってきました。

地下店内は思いのほか広く、テーブルもカウンターもあります。神楽坂はほんと入ってみないとどうなってるいるのか分からない店が多いです。

とんかつだとそこそこ回転率も高そうな気がするのですが、今回の案内人の「出てくるまでとにかく時間かかるから」という言葉を信じちょいとお高めな肴をいくつか頼んで最初からのんびりモード。二度揚げ、予熱で火を通すので時間がかかるそうですが、他サイトの記事なので参考情報ということで。

まずは鳥取県産の地鶏フライ。衣が立ってますが、衣そのものが厚いわけではなくこれが技術というものなんでしょう。そして特筆すべきは鶏肉のジューシーさ!!コンフィ?と言いたくなるような食感なのに衣はさっくさく。あー、これは人生で一番うまい鳥フライかも。
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そして車海老のフライ。ほとんど生じゃないか!?ということはなく、海老の濃厚な味と適度な揚げ加減がちょうど良い。海老フライマニアには堪らないでしょう。これ食べると巨大海老フライってあのサイズなのに味薄いなと思ってしまいます。
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自家挽きメンチカツ。鶏肉でテンション上がって追加注文してしまいました。がっつり拳系のメンチカツ。それなりの肉質と技術が投入された逸品です。
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 そして特ロース。肉の脂身も上等でロースというよりヒレに近い満足感。しかし、記憶があまり確かではなく、なぜなら、、
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特ヒレ!!これが驚く美味しさなのです!写真だと分かりにくいですが、幅も厚みも普通のヒレより一回り大きいサイズ。これが最高の火の通りでやってくるのです。余計な火は通っておらず、柔らかいわ、肉の美味しさが引き出されているわ。もう一回行くとすると、この左端を誰が食べるのか揉めること間違いなし。全方位同時に火を通せるとんかつならでは。炭火焼では出せない味です。dsc_0040

 大満足です。しかし、今後のことを考えるとまず普通のロース、ヒレから頼むべきだったような。もう特ヒレ以外は頼めない。。

味☆4(特ヒレに敬意を示して☆4)
雰囲気☆2(テーブルなどの調度品は高そうなので評価が難しいのですが)
CP☆3(普通のとんかつより少々高いなというレベル。行列なければ☆4です)