意外と中華にうるさい当ブログ。わざわざ記事にしなくても良いかな(B級グルメ除く)、というハードルは高めなんですが、立て続けにビビッと来たので紹介します。どっちも評判良いのに食べログの点数は好対照ってのが面白い。神楽坂ではないのでセットで記事書きます。
まずは赤坂見附の黒猫夜(食べ)。最近、色んな方からおススメされます。紹興酒や白酒の種類がものすごく豊富で利き酒セットもあります。そして想像を遥かに超える味の違い。白酒は吟醸香が最近の流行なのかな。良い意味で衝撃的。
前菜の盛り合わせ。定番メニューは雲丹、帆立の老紹興酒漬け、紅芯大根の中華ピクルス、
アン肝五香煮込み、なまこ酸辛、子持ち昆布腐乳天ぷら、鯖烏龍茶スモーク、香野菜、中国干豆腐和え上海風ですが、この日は帆立が海老に変わってたり、いくつか入替。見た目も楽しいし、味も酒飲み向けにチビチビと食べる向け。とにかく丁寧に作っているなと。
豆苗の炒めもの。シャキシャキ感と塩気が絶妙。写真では分かりにくいですが、豆苗を全部同じ方向に揃えています。どうやってるんでしょうか。
くずし里芋葱香り炒め。マッシュポテトに近い食感ですが、里芋の甘さを抑えつつ旨さを引き出した一品。
臭豆腐。ほのかに匂う程度で美味しく食べられました(ちょっと残念)
〆のお茶。この日はサービスでした。ほのかに甘い。こういうので終わると良い気分です。
CP☆3(一皿一皿はそれほど高くないけど量が控え目。バーに近いです。お酒込みで3)
雰囲気☆2(雑居ビルのお洒落なバーというイメージそのまま)
次は池袋の東北姑娘。黒猫夜がキュイジーヌっぽいところがあったのに比べると、こちらは王道の中華です。駅から少し歩きますが、量、味、コスパ全てが抜群。
大好物の干豆腐も普通のと見た目が違います。タレ、ネギ、歯ごたえのバランスが素晴らしい。
こちらが茄子の揚げ物。カラッと揚がってるのにジューシーな茄子と、フレーク状のにんにくスパイスが完璧です。塩味もきつすぎない。2017年1番かもしれません。
チャーハン。これだけ味と火加減が上手なお店でまずいわけがありません。
30分-40分かかりますが、たっぷり成分がたっぷり溶け出したスープ。薬膳好きには堪りません。
CP☆4(この味でこのボリューム。池袋の穴場です)
雰囲気☆2(いまどきの中華料理屋らしい高級感ある調度品で揃えられています。)