今日は、人形町の焼き肉店のお話。
「大人の週末」4月号で見てから、ずっとずっと来たかったお店です。
見た瞬間、「このお店絶対美味しい」とびびびっと来ました。(雑誌編集者の思うつぼです)
A5ランクの和牛赤身肉専門店『にくがとう』さんです。
外観。駅から5分程度歩きます。(※隣のお店『ビストロ周』も美味しそうでした。)
結構奥行きがある間取りで、1Fはカウンター席とテーブル席、あと2階があるようでした。
2名だとカウンター席、3名以上だと2階を含むテーブル席という区分のようです。
ナムル盛り合わせ。日によって様々な野菜でナムルを作るらしく、この日はズッキーニとジャガイモのナムルが。ちょっと珍しい。
ホルモンの塩煮込み。(正式名称は忘れました)
これはうまい!ごく薄い塩味のスープで煮込んであり、お好みで柚子胡椒を付けていただくというメニュー。
色々な部位が入っていて、そのものの味を楽しめます。
まかないタン。塩ダレにつけた薄こま切れのタン。(味噌味がデフォルト)
歯触りは固め。しっかりかみしめて旨みを楽しめます。
ホルモン盛り合わせ(一種ずつ)
ホルモン好きにはたまらない。 ハツ・ミノ・コブクロ・ハチの巣・ミノサンド・テッチャンなど。
このお店はアレンジハイボールも充実。
(左)ピンクグレープフルーツ入りハイボール (右)菊池さん42歳オリジナルハイボール
ロック肉
(左)ロック肉のつけだれ(バター入り)
焼き方にコツがいるため、初めは店員さんが焼いてくださいます。
弱火でやわやわ焼いて、焼き目を付けずにお肉の柔らかさを楽しむもののようです。
セットメニューのロック飯。
つけだれを生卵に投入。鶏のえさを工夫した、特別な卵のようです。
握り。
なんてフォトジェニック。
お肉も美味ながら、上に載せているアジアの粒胡椒が、初めての味・食感でした。
ちょっと生っぽい胡椒の塩漬けといいますか。
通常の粒胡椒よりは辛さ控えめ。肉の味を損なわない刺激です。
お店の方のこだわりなのでしょうね。
〆のディッシュ。味噌だれのフンドシ。
味☆4、CP☆4、雰囲気☆3。
全体的に味付けがきつくないところが素晴らしいと思いました。
タレは、肉の味をゴマ化すものではなく、あくまで肉の味を引き出すもの、という感じでした。
辛党の私には、味噌か塩中心のタレであるところもツボでした。
CPが非常に高い!簡単に比較はできませんが、某有名店の3分の2程度でしょうか。
雰囲気も、大人しかいない空間なのでとっても良かったです。厨房も清潔。肉切り包丁もよく研いであり、鋭い切れ味。まな板も綺麗。調理場を見せているのも自信の表れなのでしょう。
お見送りの掛け声も、個人的にはすごくいいと思います!
目でも口でも耳でも楽しめる、エンターテインメント性の高いお店でした。
今のところ、関東の焼き肉で一番好きかもです!(個人的には、『なかはら』『じゃんぼ』よりも好き)
敷居が高すぎず、くつろげる雰囲気です。
是非お試しを☆