フィンランド、エストニア、ラトビア旅行 その3(フィンランド食事編)

フィンランド編です。店選びにすごく悩んだ割りに記憶に残るもの少ないなと。なおエストニアとラトビアは美味しいものばかりでした。

Fazer Café 8th floor (STOCKMANNの最上階、ヘルシンキ)

ヘルシンキ到着直後だったのでホテルの目の前にある高級デパート、STOCKMANNのレストラン街をウロウロ。最上階はFazerが運営するカフェ、シャンパンバー、中価格帯、高価格帯といくつかレストランが入っており、北欧と言えばサーモンと言うことでオープンサンドをいくつかチョイス。

Vorschamck(ヴォルシュマック)は中欧北欧の郷土料理でアボカドとトマトがたっぷり。サーモンにはディルとクリームチーズが山盛り。

サーモンとエビ。エビはカッテージチーズ系だったかな。エビが11ユーロ、サーモンが9ユーロ、ヴォルシュマックが6ユーロ台だったはず。初日ということで欲張りました。1つあたりは安くはないですが、ボリュームがすごいので、サラダとオープンサンド1つで2人分賄えます。塩味は控え目で、野菜とスパイスがたっぷり、パンはおまけといわんばかり。とても美味しいです。フィンランドの食事は期待できないと聞いてましたが、カフェでこのセンスなら時代は変わりつつあるのでは?と思わせる内容。まあこの期待は裏切られるのですけどね。

Cafe Roasberg(ヘルシンキ)

駅前広場にあるアクセス良いカフェ。黒パンはサーモンとクリームチーズのサンドイッチ、右はサーモンスープ。野菜とサーモンがゴロッと入っている牛乳系スープでセルフサービスで器に注ぎます。パンとバターもセットです。総じて想像通りの味。

Ravintola Kosmos (ヘルシンキ)

地球の歩き方にも、ヘルシンキを代表するクラシカルなレストランと記載されている通り、高級感あふれる如何にも老舗という雰囲気漂うレストラン。夜は16時開店で、17時台だと予約なしでも入れましたがそこそこ混雑してます。

甘さ控え目のジンジャーエール。HARTWALLはヨーロッパ系の飲料メーカーらしくカクテルタイプの缶入りアルコール飲料も豊富。チューハイと同じ系統で美味しいです。

北欧はどこもバターが美味しい。フレッシュなんでしょうね。

まずフィンランド名物の前菜盛り合わせ。鰊やトナカイのスモークなど多様な味が提供されますが、何と言うか、昔ながらの味を守ると言うか単純な味。ふーん、という感想以外ありません。

もう1つの前菜は白身魚のマリネ、小エビのフライ、アボカドクリーム添え。上のきゅうりの酢の物もそうなんですがやたら酢が利いてて魚の味が分かりません。

そして今回の旅行のワースト。Vorschmack(ヴォルシュマック)。ここのは魚と肉を漬け込んだものを煮込むという説明でしたが、ウスターソースの味しかしません。素材の味を消すほどのウスターソースが強くポテトとピクルス類を混ぜてなんとか完食。Wikiによると北欧かユダヤの郷土料理という説明がありますが、なんでしょうね、これは。日本人にとっての梅干や鮒寿司に近い伝統料理なのかも。そういえば地球の歩き方では、伝統料理以外のメニューをお薦めしてましたがきっとそういうことだったのかもしれません。

タルタルステーキ。今回の旅行はタルタルステーキが沢山でてきますがこれほどシンプルなのは珍しい。サワークリームと合わないというおまけつき。

というわけで郷土料理に美味いものなし、という名言を確認した次第です。他のメニューも画像検索する限りは繊細さに乏しそうだし、なんとも言えないレストランでした。でも、隣に座っていた現地在住っぽい日本人の方が来ていたということは他のメニューは悪くないのかもしれません。

STOCKMANN B1Fのフードコート

フィンランドの風物詩ザリガニ。7月から9月頭までが解禁期だそうですが、レストランでは見つけることが出来なくて、惣菜コーナーで食べてみました。左2尾が淡水、右2尾が川で鋏が大きいとのこと。STOCKMANNには飲食スペースがあり、惣菜コーナーで買ったものをお洒落に盛り付けてくれます。味はまったく癖がなく、味が薄いエビというか川で獲れる海老って感じです。季節のものなんでしょうね。

あとは、惣菜でサラダ、肉や魚のフライを適当に。惣菜の味です。

BEEF & GRILL (ヘルシンキ)

百貨店と言うかショッピングモールのFORUMに入っているステーキハウス。日曜日は店の選択肢が限られるのと、やっぱりヨーロッパ来たら肉が食べたいということで。

かなりお洒落な内装。

再び登場、サーモンスープ。サーモンが大好きというわけではなくSOUP of The Dayがこれだったというだけです。塩控え目なのはいいですが相変わらずすごいボリュームです。

250gのステーキ。どこの部位だったか忘れましたが、しっかり赤味。そうそうこういうのはヨーロッパならではですよね。わしわし食べます。左下のクリームポテトがまだすごいボリューム。

NZ産のラム。こってりしそうなソースがたっぷりですが、そんなこともなく意外と薄味でレアで供されたラムとの相性ばっちり。野菜たっぷりなのはいいところ。西欧に比べると肉のボリューム控え目。食生活が似てるようで違うのかもしれません。

TALLINKのフェリーターミナル内のカフェ

シナモンロールもどきとトマトスープ。困ったことにこの紙コップに入ったトマトスープがフライドオニオンたっぷりでものすごく美味しいです。フィンランドで食べたどのスープよりも美味しい。不思議な国、フィンランド。