フィンランド、エストニア、ラトビア旅行 その4(ラトビア食事編)

フィンランド、エストニア、ラトビア旅行シリーズ。ラトビア食事編で最後となります。

その1(旅程、交通機関)
その2
(ホテルと朝食編)
その3(フィンランド食事編)
その4(エストニア食事編)

バルト三国最大の都市、ラトビアの首都リーガ。世界遺産の旧市街は2世紀から歴史に残っているほど古く、都市の力を表す教会の大きさはエストニアの比ではありません。それゆえか、旧市街の観光地化も進んでおり、店員さんの呼び込みも激しいです。スーパーの食品価格はエストニアの3/4ほどなのに、旧市街のレストラン価格は日本と同レベル、それでもフィンランドよりは安く、クオリティは高いので安心。

まず向かったのがMELNA BITE。ホテル備え付けのレストランガイドから選択。

予約席にはナイフが刺さってます笑

高級ではないのですが雰囲気のある内装。

パン2種類、そしてバターが美味しい。今回の旅行で美味しくないバターが出てきたことありません。

アンティチョークとアボカドのサラダ。似てるようで似てない食感の組み合わせ。アンティチョークの酸味を活かしております。

牛肉のカルパッチョ。もう食べられないと思うと名残惜しく、これはこれで美味しいのですが、Hedon Spaのカルパッチョの組み合わせが美味しすぎて、まあ並かなと。

生ビールとレモントニック。

牛肉ステーキ。鉄板の底にはチーズソースが敷かれており、肉汁と野菜のエキスと混ざっています。これは美味しい。バルトは基本的に素材に手を加えないながらも、足し算で美味しいものを目指すレストランが多いような。

白身魚(Green Halibutカラスガレイだったかな?)のソテー。ほんとどこで食べても魚は外はカリっと中はふんわり仕上がってます。そして深みのあるワインソースが美味しい。下のキヌア、レンズ豆とも合います。でも魚にも豆にも味がほとんど付いてないので、ソースが足りません。。。食塩はどこも最小限。日本と違いますね。というかやはり日本は塩分過多なのかも。

マクドナルドの対面、角地で目立つレストラン。ここにしたのはタルタルステーキがあったからです。タルタルはどこにでもあるわけではく、探せば間違いなくある、というくらいです。

バーというだけあって、ビール、ミント入りモスコミュールも気合はいってます。市場に行くとスパイス類が豊富な国であることが分かります。そんな国のミントジュレップに間違いはありません。

タルタルステーキ。うずらの生卵というのは比較的ポピュラーなようです。多様なソースが添えられており、飽きないようになっているのでしょうか。そもそも生肉に飽きることあるんでしょうか。

アンティチョークのクリームパスタ。塩味控え目というか入れ忘れたのではないかというレベル。確かに塩効かせるとアンティチョークの味なんて消えてしまうけども!

旧市街に3店舗構えるSteiku Huass。こちらもホテルのガイドブックに載っておりました。ハンバーガーが食べたかったのですが、基本的にオーダーは17時まで。一番南側のAUDEJU STREET 21の店舗だけディナータイムにハンバーガー1種類を用意していたので飛び込み。

またしてもミント入りモスコミュール。

タルタルとカルパッチョ。これでこの旅の最後の生肉。しっかりと肉が主張しているカルパッチョで満足です。こちらのうずらの卵はゆで卵です。あー、なぜ日本では制限されてしまったのか。ほんと人類への冒涜ですよ。

しっかりしたバンズとパテ。こういうタイプやクッキータイプのバンズは日本ではあまりお見かけしません。すぐ満腹になるのが難点ですが、肉汁をたっぷり吸っても小麦の美味しさも残るこういうタイプも捨てがたい。赤味文化のハンバーガーは、脂ではなくほんとの肉汁たっぷり。最高です。

そしてBaltic Stateのテンダーロイン(フィレ)。この店は部位に応じて異なる国のお肉を用意しており、7日から30日の熟成期間を設けております。Tボーンはデンマーク、サーロインはブラジル、ストリップロインはオーストラリアなどですが、半分はラトビアかバルト。さすが畜産の国ですね。

こんな大きなお皿に副菜もなく肉だけが運ばれてきたときはさすがに何とも言えない気持ちになりましたが、肉質、焼き加減は最高でした。中に肉汁が閉じ込められており、熟成肉ならでの香り。美味しい。もう肉の味が薄いアウトバックのステーキは食べられません。22ユーロと安くはありませんが、日本だとその値段で食べるのは無理でしょうね。もう一回食べたいなあ。