フィンランド、エストニア、ラトビア旅行 その1(旅程、交通機関)

7月は神楽坂を控え目にして夏休みに北欧旅行に行ってきました。周回ルートだと気に入ったツアーを見つけられず、意外とネットでの情報入手に苦労したので、旅行記事その1はまずさらっとルートの説明から。ホテル、食事は2回目以降にじっくりと。

旅行ルート

羽田
↓ FINNAIR(国内線)
名古屋
↓ FINNAIR(国際線)
ヘルシンキ(フィンランド)
↓ 豪華客船TALLINK (Direct Ferryで予約) 54ユーロ
タリン(エストニア)
↓ 高速バス LUX EXPRESS 6ユーロ
パルヌ(エストニア)
↓ 高速バス LUX EXPRESS 16ユーロ
リーガ(ラトビア)
↓ FINNAIR(国内線)
ヘルシンキ(フィンランド)
↓ FINNAIR(国際線)
成田

FINNAIRのウェブサイトで東京→ヘルシンキ、リーガ→東京を検索したところ、さすがに羽田からの直行便は高めだったので(キャンセル可能だと5万円以上の差額)、行きは名古屋経由。名古屋での乗り継ぎは、到着から搭乗開始まで40分もなく、税関含めると時間的に厳しいかなと思ったのですが、国内線の出口からすぐのところに国際線フロアへのエスカレーターがあり、しかも小さい空港なんで移動も税関もあっという間。

帰りはリーガからヘルシンキを経て成田着。ラトビア→フィンランドは国内線扱いですが、わざわざ手荷物検査をやり直さなくても国際線ターミナルに移動できます。ただ、税還付のために一度外に出ることも可能。今回はフィンランドでの買い物に対するe-taxのためにセキュリティエリアから一度出て戻ってきました。

座席は9時間強のフライトなので追加料金8400円でECONOMY COMFORTを選択。通常より10cm広いシート、マリメッコのポーチに靴下、歯ブラシ、そこそこ使えるアイマスク(空港で買える安いのよりよほど良い)、そして何よりノイズキャンセリングヘッドホン。広さ以外は期待してなかったのですが、アイマスクとヘッドホンがかなり高性能。音が気になって寝れない方にはおすすめです。

機内食。可もなく不可もなく。1食目は2種類、2食目は1種類。鶏、魚、ジャージャー麺、マカロニ、生姜焼き、オムレツなどなど。アルコールはビール、白、赤、スパークリング。欧州系はスパークリング頼めるところ多いですね!

ヘルシンキからタリンへはフェリー。ヘルシンキは港町なので欧州航路の豪華客船が何隻も停泊しておりその様子は壮観の一言。エストニア行きなんでそんなに需要なさそうですが、タリン航路だけで3社(TALLINK、VIKING、ECKERO LINE)が運営してます。ただ、フェリーが多すぎて、ターミナルはヘルシンキに点在。エストニア行きも会社によって異なっており、VIKINGとTALLINKなんてタクシーで20分以上離れています。間違ったら大変です。

こちらがトラムの終着駅にあるTALLINKのフェリーターミナル。竣工直後で新しく周辺の開発が追いついてません。チェックインは必要。スマホでも済ませられますが、出発の数時間前からと言うことでほとんどの人はターミナルで済ませていたような。

乗ったフェリーの全景を撮り損ねました。今回乗ったMEGASTARはこのサイズより少しだけ小さめ。TALLINKのエストニア行きは1日6本あり、時間帯によって航路時間、船のサイズが異なります。

座席はエコノミー、コンフォート、ビジネスの3クラス。後者2クラスは予約制。今回は予約して、エコノミーより15ユーロ高いコンフォートです。航路2時間とは言えトランクを抱えており、座れないとしんどいですからね。

コンフォートは区切られた区画でこんな感じ。ゆったりとした座席(指定席ではありません)、ソフトドリンクとスナックはセルフサービス、エリアにはバーカウンターもあります。トランクは船内で預けることも可能ですが混雑してたので、ここに持ち込んで正解。

船内マップ

エコノミー。定員があるので座れないことはなさそう。

免税エリア

レストランも充実しており、バーガーキングから、

軽食、

ビュッフェレストラン、そしてライブバーまで。

カジノマシーンやゲームセンター、子供向け遊戯室もあり、2時間なのにここまで!?という施設の充実ぶりです。

バルト3国は路線バスが主流で選択肢も豊富。その中でやや高級路線のLUX EXPRESSを選んだのはタリン→パルヌが2時間、パルヌ→リーガは2時間半と長めなんで念のため。料金はタリン→パルヌが6ユーロ、パルヌ→リーガが16ユーロ。LUXだけで1日に5便以上ありますが、時間帯によって価格は全然違います。

タリンのターミナル駅は綺麗で、

座席は広くて快適(ウェブサイト参照)。しかもモニター付きで飛行機のようにWIFI、映画、音楽、ゲームとなんでもござれ。トイレもコーヒーサービスもあります。バーコード付きのチケットを持っていればチェックインも不要です。満席だったので当日にチケット買うのは難しそう。

今回の交通機関は全てウェブサイトで予約できます。今や完全にストレスフリーな世界ですね。

続きます。ホテルと朝食編を予定。