La Prosciutteria (ラ・プロシュッテリア)

肉が食べたい!と思ったにも関わらずtwenty-nineで断られ、肉寿司で2店とも断られ、aging beefとか聞くまでもないだろうと彷徨った挙句、La Prosciutteria (ラ・プロシュッテリア)になんとか滑り込み。GDPがどうのこうのって言われてますが、神楽坂は景気良い状態が続いております。我々のあとに何人か入ってきてほぼ満席になりました!当サイトは神楽坂を応援しております!

さて、前回は急用で消化不良だった分、今回はがっつり注文します。

恒例のお通し。生ハム16ヶ月熟成もの。この香りと薄く切られた舌触りがいいのです。食欲が刺激されます。
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グラスワインの赤とスパークリング。この店はいわゆるグラスワインを用意しているのではなく、このボトルワインはグラスも用意できますという形式。何が違うのかというと、全体的にお高め。一般的には700円~1000円のラインが多いですが、ここはボトルで6000円とか8000円のワインがグラスで提供されます。グラスだと1000円台半ばから後半。一方で、1本3900円のボトルが豊富に用意されております。柄の方までワインで満たされる面白い形のグラス。
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あん肝のテリーヌ、カラスミ添え。イメージが湧かなかったのですが、びっくりするくらい洋風になります。奥のスプーンに入っている煮詰めたバルサミコ酢がまた合うこと。DSC_0020

かなり厚みがある一品。お値段も2800円とそこそこしますが、ちっちゃいあん肝のポン酢和えも1000円くらいしますからね。問題はこれだけでグラス2杯は余裕で飲めてしまうことですか。
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ブラウンマッシュルームのサラダ。マッシュルームだけで構成されたサラダなんて誰が思うのか。ドレッシングが絶妙でマッシュルームの美味しさが引き出されております。
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ラルドにするか悩みましたがパンチェッタ。薄切りってのがポイントなんでしょう。ひたすらワインとハムで楽しむのもあり(そもそもそういうコンセプトなんでしょうけど)。
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バッカラ(塩鱈)とポテトのフリット。バカリャウの方が通りがいいかもしれません。隠れて見えませんがここのポテトのフリットは2015年No.1の美味しさ。
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子羊の串焼き。良い塩加減で臭みなし。うまい!
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仔牛のカツレツ。火加減が絶妙。あっという間に完食。
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〆のパスタ。生パスタのピリ辛のトマトソース、キタッラ アッラ アマトリチャーナ。シェフが修行した地が本場ということでこちらもあっという間でした。
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恒例のおせちの宣伝。さて、今年はどこのおせちにするか(そろそろ注文しないと。。)DSC_0017

改めて記事を書いて思うのはここはワインを飲む店だなと。前回の時はバタバタしたせいかそうは思いませんでしたが、お肉を食べて認識を改めました。良質な食事でワインを存分に楽しむ、そういう店です。

味☆3(素材と腕は確か)、CP☆2(ハムとボトルワインなら3)、雰囲気☆2(内装はとても綺麗です、もうちょっと机が広ければ言うことなし)