Lantern (ランチ)

本多横町と熊谷組本社の間の名前が無さそうな通り。何の看板もありませんが三年坂という名前で、ここで転んだ者は三年以内にそこの土を舐めないと死ぬ、という言い伝えがあるそうです。この一角は隠れ家的な雰囲気があり、広島っ子食べ)や酒蕎麦まろうど食べ)など老舗が並んでいるというと聞こえは良いですが、店舗の入れ替わりもそこそこ激しく、鳥取の郷土料理がなくなり、円形のカウンターがユニークだった炭火焼鳥金太郎も閉店で現在工事中です。

そしてその横では越後郷土料理 別邸むすびが新規オープン!手頃な価格でランチを提供しております。行って見なければ。なおここが別邸として本宅がどこなのか不明です。気になります。
P1287613P1287628

Lantern食べ)はそこで2011年にオープンしたカジュアルな鉄板焼きで、HPによると和酒BAR 風雅神楽坂てっぱんやのグループで、いつか行ってみたいカフェ風雅すたいるとは別もののようです。

前々から、ラムダック東京とここのランチのハンバーガーに行ってみたいと思っており、先日ラムダックに行って感動したので本日はLanternへ。通りの東端に位置します。
P1287614

この看板、前から気になってました。鉄板屋のハンバーガーって期待高まるじゃないですか。P1287616

ランチメニューはハンバーガー中心。チーズ、アボカド、ベーコンエッグ、マッシュルーム、フォアグラ、サーモンなどなどでトッピングもOKです。スープ&アルコールで+650円。近所のスムージースタンドアオヤとのコラボメニューも!
P1287617 P1287619

緑(野菜8種類くらい入ってました)のスムージーとカールスバーグ。
P1287620

野菜たっぷりのスープ。鉄板焼きでグリルされた茄子、シャキシャキ感残した玉ねぎなどが盛り沢山のチャウダー風スープ。あっさりしててサラダっぽい感じもあります。
P1287622

そしてまずダブルバーガー!鉄板で焼かれたバンズ、たっぷりの野菜、そしてかなり粗挽のパテ。完全に王道です。ステーキにしたいけどハンバーガーにならないから、最低限だけ挽いた。そんな感じの噛み応えあるハンバーガーです。これは美味しいです。あまりに肉汁がたっぷり出るので、上のバンズは最後に肉汁に浸すために取り分けていけば良かったというレベル。
P1287624

そして何とも贅沢なフォアグラバーガー。脂と脂ですがこれが意外に合います。どっちも存在感あって負けてません。お酒チビチビ飲みながら食べたくなります。味を引き出せる絶妙な火加減は鉄板焼き専門店ならではですね!そう言えばガストのフォアグラハンバーグって美味しいのですかね。行こう行こうと思いつつなかなか機会がありません。
P1287627

ラムダックが素材勝負の方向に対し、こちらはソースも合わせてどうやって美味しく如何にもなハンバーガーに到達するかを競っている感じです。問題としては、こういうボリューム感あるハンバーガーってお皿に置けないので手を休めることが出来ず一気に食べてしまうので、テーブルに出てきたから5分ちょっとくらいでもくもくと食べてしまい、「あれ?もう終わり?」となってしまう儚さが難しいところ。カニに通じるところがあります。

味☆3(ザ・アメリカンハンバーガーという感じが良いです)
CP☆2(ハンバーガーの性ですがお腹が膨らむまで時間がかかります)
雰囲気☆2(洒落た雰囲気で膝掛けも完備。テーブル間がちょっと狭いです)

おとなの週末 2017年 02 月号