タルタルギーナ(夜) 2017年12月17日

ふらっと入れる店ではなくなってしまったタルタルギーナ。久々に美味しいイタリアンが食べたくなってきっちり予約しました。それでも最後の席だったようで人気店だなあと。

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住宅街の真ん中だからなのか控え目にクリスマスムードの店構え。

スパークリングとシャルドネで乾杯!

前菜盛り合わせにホタテのカルパッチョ追加。千葉の固有種の豆、パンチェッタ、キアナ牛(!)の岩塩マリネ、いかなごとサツマイモのフリット。これが例によって悉く美味しいのです。豆の濃い味、ミルキーさを感じさせるキアナ牛、そして定番のとてもとても美味しいモッツァレラ。しかしランチに比べるとボリュームが控え目。パンがついてないせいか。

そして、いつか食べてみたかったレモンのパスタ。壁にかかってる黒板メニューには記載されてますが、通常のメニューには載ってません。実は黒板メニューは半分インテリアみたいなもので、そこに載ってるメニューには材料ないものも含まれているとか。

そして出てきたレモンのパスタ。さっぱりしてるかと思いきやとてもとても濃厚でクリーミー。なのにレモンの風味が効いていて、これなんでメニューに載ってないの?と言いたくなる美味しさ。余計な材料を加えずチーズとオイルで最高に美味しいパスタを作ってみました、という感じ。お代わりしようか本気で悩みました。イメージと全然違ったサプライズという効果もあるかもしれませんが、これ、ここ数年で一番美味しいパスタです。ひょっとしてこれが常連さんの裏メニューってやつですか。

北海道産の鮟鱇のフリット。素材と調理法が完璧であるほど、シンプルな素材が引き立ちます。和風の唐揚げも良いけど、カラッと揚がったフリットも堪りません。オイルの香りが違うと全然違ったものに思えます。カラスミ塩、およびフリットの下に玉ねぎ主体のソースが敷かれてます。美味しいー。

どろぶたのグリル。低温でじっくり焼き上げた一品。外側はカリッとさせつつ、脂ふくめてジューシーが残っておりこれまた美味しい。写真撮ってないですけど、ここはグラスワインもメニューにないものが豊富で楽しいです。この日は20年物開けてました。香りが最高。赤ワインかくあるべし、みたいな。

味☆4(ここでしか食べられないものがあります)
CP☆4(この価格でこの美味しさ。安心感あります)
雰囲気☆3(陽気な店員さんいなかったです。ちょっと残念。)