ビストロ魚バカ一代 神楽坂店

ハッピーアワーの時間だ!と気合入れて出かけました。東口だと鳥よしとかプロントとかあるんですけど、しかしながら神楽坂にはさすがにそんな店はないようで、結局いつものようにウロウロ。

夜も比較的早い街だと思うんですが、それだけまだまだ余裕ということなのか、オフィス街じゃないのでハッピーアワーしても誰も来ないのかもしれませんね。

肉の気分じゃないなあ、何かピンと来る見せないかなあ、17時過ぎなんでどこでも入れるだろうと歩いていたら、神楽坂のてっぺん辺りに大きな提灯とNEW OPENの看板。その名もビストロ魚バカ一代。これってひょっとして今は亡き水道橋の名店、ビストロ魚バカの復活?(今の魚バカの隣に洋風の店があったのです)と思ってとりあえず入店。

どうやら水道橋の方は「うおばか」、こちらは「さかなばか」で全然違う店だそうです。それどころか、前者は神楽坂でイカセンター、後者はGlobrigdeという会社が経営母体で、飯田橋では肉バル高安(記事)を経営してます。ライバルです。良く間違えられると仰ってましたが、半分狙ってますよね。。DSC_0015

内装は神楽坂ぽい仕様で、木を中心としたお洒落な和風。なんと桜の木が立ってます。右手には魚のケースと雰囲気抜群。個室もあり使い勝手がとても良さそう。
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付け出しは、氷水でシェイクさせて動けなくした活き車海老をオリーブオイルでいただきます。さすがのプリップリ。
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ワインは3500円のスパークリングのボトルで。3500円~4000円のラインが充実してます。DSC_0017

 

ズワイ蟹と蟹味噌のタルタル。贅沢な雰囲気の一品。
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生雲丹の冷製カルボナーラ。牛乳を使っているのかあっさり目のカルボナーラに半熟卵と生ウニ、生シラスっぽい外観の海藻が添えられています。生雲丹がちょっとさびしい。
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鮮魚のカルパッチョ。アイナメと菜の花をゴマ油でまとめた非常に春らしい一品。DSC_0023 DSC_0024

小玉男爵のカリッとフライ、雲丹マヨネーズ和え。お酒に合います。これはおススメです。
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そして、本日のメイン。鮮魚のオイルしゃぶしゃぶ。軽い米油のオイルフォンデュです。添えられているのは塩と生姜を効かせたソース。
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右上から時計周りに、クロイソ、アイナメ、タラ、オニカレイ。適度に火を通していただきます。塩が美味しい。
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最後に生海苔のひとくち揚げピッツア。こちらもあっという間にペロリ。
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味☆1(温かいメニューを食べるまでは暫定)
CP☆2(値頃感あります)
雰囲気☆3(如何にも神楽坂らしい雰囲気と清潔さが印象的)

えー、手間をかける料理は印象良かったのでアクアパッツアとか試してみないことにはなんても言えませんが、魚を素材活かしたまま美味しく料理するって難しいんだなと再確認しました。キャッチーだけど値段相応という点で肉バル高安っぽいと思ってましたが同じ系統の店だったとは。水道橋魚バカビストロのサバサンドが懐かしい。あのお兄さんはどこに行ってしまったのか。

ロッチャドォオーロの穴子パスタの出来はやっぱり完成度高かったなと思い返しております。