デジーノ

400年の歴史を持つパリのトゥールダルジャンの唯一の支店であるホテルニューオータニ内の東京支店で修業を積んだ二名が開業したラトラスのカジュアルな姉妹店デジーノ(77文字)。

トゥールダルジャンもラトラスも行ったことないのですが、ビストロとは一線を画しつつも地に足のついた感じのするデジーノは大好きなフレンチです。

神楽坂フレンチでローテーション組むならこんな感じになります。
美味しいもの食べたい:ブションリヨネ、デジーノ
落ち着いたもの食べたい:夏目亭
気軽に食べたい:ブラッスリーグー、クロモンマルトル
クレープ食べたい:ル ブルターニュ シードルバー

さて、GW初日からデジーノは大盛況。

アミューズはトマトのマリネ(?)、ほのかに甘いジャム、オリーブ。

そして魚介のエキスの効いたプディング(かな?)。とても滑らか。

ここから前菜。人参のブランマンジェと生ウニ、ホタルイカとアスパラのカラスミマリネ。上のもそうですがなんでフレンチのゼラチン使った料理ってこんなに美味しいのでしょうね!

牡蛎のスモークとポタージュ。おおぶりの牡蛎の贅沢感が堪りません。

鴨もも肉のコンフィの包み焼き。前菜?というボリューム感ですがペロリといけます。

フォアグラのクレームキャラメル仕立て。ジャム2種類とスパイスが添えられています。こういう甘いのと組み合わせる前菜、大好きです。

そしてメイン。
鮮魚のポワレ 新玉ねぎソース。魚のフワカリ感、レモンと鶏を使ったソースの相性。文句なし。

子羊のロースト。皮と骨が付いているあたりもう羊好きにはドンピシャです。ねっとりとした舌ざわり、軽めのソース。完璧です。

ほほ肉の赤ワイン煮込み。如何にもなほほ肉でも(喉に近い部分とのこと)赤ワイン煮込みでもなく、煮込みでは軽い味付けに抑えちゃんと素材とソースが楽しめる構成。

シャーベット3種。フレッシュ感の強いベリーと濃厚なミルク。

チョコとドライフルーツのパルフェ。

最後のお茶請け。やらしい甘さなどなく大満足。

味☆4(最初から最後まで一品一品が話のネタに尽きません)
CP☆4(3,540円のイグニスコース。満足感高いです)
雰囲気☆4(高級フレンチ姉妹店のプライドを感じさせる雰囲気があります)