ボン・グゥのおせち

去年はENI、 今年は色々ある中で「前菜だけのフレンチ」でボン・グゥのおせちにしました。

結論から言いますと、恐らく来年もボン・グゥにするかもしれません。探し求めていた、おせちなんだけども洋風というリクエストをドンピシャで当てに来てくれるおせちがここにありました。

 まずメニュー一覧。18種類のメニューですが書かれていないものも入ってます。
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ピンクの風呂敷で、厚みは十分。
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ワインと比べると厚みが分かります。ワインは目出度い雰囲気のCote des Rosesの白。
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金色の箱の中に、
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ドーンと一段目!
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主役のオマール海老&奥にプロシュート。写真だと見えにくいですが、口の下の部分の空いてるところにハサミの肉が詰まってます。仕事が丁寧です!
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和牛のローストビーフはハニーマスタード、奥の真鴨の燻製は角切りされたパルミジャーノチーズが添えられてます。この鴨が全然臭みがなく、脂も少なめで冷菜として完成度高いです。
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そして今回の大ヒットの一つ、スモーク帆立!これが絶品でした。味、香り、火の通し方と文句なし。隣は数の子のアイオリ。数の子はどこまで行っても数の子だなあと笑
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そしてもう一つのヒット。真鯛のマリネ。柑橘系で最低限の味付けなのに完全に洋風。非常に繊細です。美味しい。
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手前が牛蒡のカシューナッツ添えとブリ照り焼き(赤ワインとアニス風味)。奥がサーモンといくらのタルタル。オリンパスのカメラというかレンズが接写に弱く、手前がボヤけ気味。。見にくくてすいません。。
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そして下の段!
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タコの下にはキノコとパプリカのエチュペ、奥にはピクルスと酸味系。最奥には牛ほほ赤ワイン煮。パッケージされてます。レンジでチンするとトロトロ。我々は最後の最後、3日目まで温存しました。
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真ん中がとこぶし(かな?)全然固くないのです。手前が看板メニューのパテ・ド・カンパーニュ。危険なワインが進む味です。奥が安納芋のポテトピューレのオレンジ風味。金時の代わりですね。
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そして、濃厚なタラバ蟹とカマンベールのキッシュ、そして奥がフォアグラのムースと無花果の白ワイン煮。このフォアグラと無花果が絶妙です。おせちでこんな味わいが楽しめるなんて。。。
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以上、大満足のおせちでした!塩気が控え目で、目出度くて、繊細で何よりも美味しい。何よりの贅沢ですね。いっそのこと雑煮も作ってくれないかな。 電話で注文した時、1つですか2つですか?と聞かれたのも納得です。

味☆4(ここでしかという味。文句なしです)
CP☆4(唯一無二ですし、3日間楽しめるのは大きいです)
雰囲気☆4(ゴージャスな箱で見た目も良いです)