Roccia d’oro (クッチーナイタリアーナ ロッチャドォーロ) その4

旅行の計画が流れたので12月の3連休はロッチャドォーロのクリスマスランチと張りました!いつもはしない予約している辺りに本気度が出ております(→過去の記事123)。

メニューはパスタ中心の2800円とメイン付きの4500円で迷わず後者を選択。少しだけクリスマス価格ですが、それだけにいつもとどのくらい違うのか楽しみです。メニューからして気合が違うのが伝わってきますけども!

何はともあれスパーリングで乾杯!
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アミューズからしてインパクトがあります。ビーツのスープにモッツアレラのムースとバジルの泡。神楽坂ランキング2016でも取り上げましたが、見た目、味、触感のインパクトが強烈です。テンション上がるだけでなくワインが進みます。イタリア風酸辣湯と言っては怒られそうですが、こういう酸味の効いたスープが好きです。
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そしてオリーブのパンとフォカッチャ。温かいパンはいいですよね。
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 次は毛蟹と生雲丹のサラダ仕立て。たっぷり毛蟹が入ったサラダが薄切りの大根で巻かれてます。黒っぽいのは島根の生醤油をタピオカに漬けたもの。他にも雲丹、ソース、チーズなどアクセントがお皿一杯に広がっており、いつもより明らかにゴージャスな感じ。
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そしてグラスワインもクリスマスバージョン。同じ葡萄で左が陰干ししてアルコール度数高め、右が通常の作り方のもので飲み比べ。ラベルの色に影響されているのかもしれませんが、陰干ししている方はワインのフワッとした香りや果物としての葡萄の味がグッと抑えられた分、シャープで鋭い感じ。ワインの魅力の陰の部分を強調した印象でした。タルタルギーナでもCent90(?)というユニークなワインを飲ませていただきましたが、こういう刺激がこだわりのあるお店の魅力ですよね!
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 お腹一杯で飲めなかったのですが、別の銘柄でクリスマス仕様のマグナムボトルも。ほとんど空いていたことを考えると12月のロッチャドォーロは盛況だったのでしょうね、などと思ってました。良いことです。

パスタは石見ポーク自家製パンチェッタのカルボナーラ、黒トリュフの香り。トリュフと目玉焼きのトースト乗せと言えば憧れのB級グルメ(食べたことありません)。それをパスタでやるということですね。トリュフなんて食べなれないものですが、カルボナーラとマッチしてとても贅沢な香り。美味しいです。沢山の黒トリュフ載ってますが、メニュー名の通り、主な香りはトリュフオイルからかもしれません。
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薔薇のグラニダとライチのジュレ。この徹底的にクリスマスにこだわった色使い。
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メインは奥出雲和牛ホホ肉をピエモンテのバルバレスコという高級ワインで煮込んだもの。お肉の美味しさはもちろんですが、ロッチャドォーロはメインに添えられる野菜が美味しいのです。ホホ肉の下には肉厚の椎茸のソテー。
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裏側から見ると分かりますが、燻製したシルクスイートのピュレー、焼き加減抜群の複数の根菜類、これでもかと盛られた葉物。いつもながらどっちがメインなのかという扱い。
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デザートはオペラ2016!(2016?)。いつもながら鮮やか。ピスタチオ風味で、奥の赤いのはたっぷりのソースが詰まった仕掛け。濃厚で美味しいです。気合が伝わってきます。
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と言うわけで大満足のクリスマスランチでした。
ちなみにロッチャドォーロは期間限定ながら島根県浜田市のふるさと納税でフルコースのお食事券をもらうことが出来るそうです。やらない手はありませんね。

味☆3(毎回新しい発見があります)
CP☆4(クリスマスなのにいつもよりお得感があります)
雰囲気☆4(この目出度い雰囲気はイタリアンならでは)