ブラッスリー・グー Brasserie Gus

コストパフォーマンスが良い店で有名なフレンチ、ブラッスリー・グー Brasserie Gus。神楽坂にはちょっとお洒落でコストも手頃だけど味も普通、という店も少なくありません。そういう店は味☆2になることが多く、味☆3と思っていても2回目行くと期待感が高すぎて☆2かなあと悩むことのしばしば(裏話)。そんな中でコストパフォーマンス良いのに味も抜かりなしなのがこのブラッスリー・グー。

本日は飛び込みで何とか入れました。11時台は満席で店員さんもフロア3人で何とかという感じ。

最近は飲み会も多いのでスプリッツアーで控えめに乾杯。

前菜3種。赤ピーマンのテリーヌ、豚肉のゼリー寄せ、エビとホタテのマリネ。このテリーヌがとてもネットリと良い香り。夏目亭の素材を活かした軽いテリーヌも良いですが、こういうお酒が進むのも堪りません。対照的にマリネは極めて軽く酢を和えた程度で暖かいホタテとエビが食欲をそそります。豚肉も癖なくて良い感じ。

ヒラメのクリームソース。これは秀逸。重くも軽くもないちょうどいい具合。これ食べるとフィオリトゥーラのクリームパスタは牛乳っぽい軽さがチグハグだったなと。重くするのは簡単ですが軽くするって難しい。

豚ロースのソテーピクルスソース。このソースは最近では一番のヒット。トマトと果物も入っているのか強めの酸味のソースが豚肉と絶妙に合います。野菜はこってりソテー。ジャガイモがゴロゴロしているマッシュポテトも食感いいです。肉がさっぱり目で付け合わせが重めって面白い。

名前は忘れましたが、たぶんインサイドステーキ(もしくはサーロイン)。赤身の肉はしっかり香ばしく焼くのが一番。肉を食べたい気持ちが満たされる一品です。

洋梨のタルト。甘さ控えめ。ブラッスリー・グーは記事も多いだけに色んな意見ありますが、総じて丁寧な仕事だという印象です。

味☆3(塩味控えめ、繊細過ぎず、でも丁寧な料理です)
CP☆3(前菜、魚、肉、デザートと一通り食べて2000円ちょい。食後のコーヒーは別料金)
雰囲気☆2(清潔感のある小奇麗なビストロです)