サクレフルール

パリに本店を構えるサクレフルールが日本初上陸で神楽坂食べ)に出店。モンマントルの人気の肉ビストロだそうで4月の開店直後は行列ラッシュで行く気も起きず。エビ殻荘の跡地でかなり広い店舗だったのでもっと早く落ち着くかなと思っていたのですが、ようやく一段落したっぽいので大勢で乗り込んできました。

頼みたいものを一気に頼んでいきます。
神楽坂のオリジナルメニュー、国産牛とレーズンのタルタル。低温調理した牛肉にレーズンを合わせた一品で上品な味わい。やはり生肉は美味しい。

パテ ド カンパーニュ。豚と鶏のレバーで作ったパテ。良くも悪くも肉々しい味と香り。好き嫌い分かれるかもしれませんけど、今回のメンバーはペロリと。

本場の看板メニュー。馬肉のタルタルステーキ。この大量の薬味をひたすら混ぜ合わせます。味が分からなくなるんじゃ?と心配になりそうですがこれが不思議とまとまります。野菜のバランスを見ての通り、完全に前菜です。

そしてステーキの付け合わせの山盛りポテト。芋にはうるさいですがこれは如何にも海外のポテトというカットで美味しいです。

そして1.3kgのロース。熱々の岩盤で供されます。かなり生の状態で出てくるので食べ方は人それぞれ。私は脂にちょっと火を通したくらいが好きなので、若干焼きました。一番美味しかったのは最後に骨に残った肉。誰も食べなかったので黙って噛り付きましたが他の人にどう思われていたのか分かりません。頑張って予約したんだから許してくれるでしょう。肉のエアーズロックで有名な大木屋に比べると筋っぽい部分の残っており雑さがありますが、味の繊細さ、骨のところを考慮するとこっちのが好みです。

写真はありませんけどこの店の特筆としてはグラスワイン。さすがフランスと言いたくなるチョイス。肉に合う美味しいグラスワインが選べるというのは何にも変えがたい。この2つが揃うことって意外に少ないんですよね。多様なメニューがあるのでまた行きたいところです。

味☆3(ワイン入れると4でも良いような。でも最高の肉と最高の火加減ということでもないです。もっと色々食べてからですね)
CP☆3(まだなんとも判断できませんが高いという印象でもないかなと)
雰囲気☆4(店の雰囲気というよりも料理の見せ方が盛り上がります)